探偵・興信所・調査会社の違い
探偵
まず探偵ですが、主な業務は行動調査をすること。
すなわち、人の動きを監視する業務です。
例えば浮気調査、行方不明者の調査、家出人の調査、尋ね人の調査などがあります。
行動調査の中でも、特に依頼が多いのが浮気調査。
近年は芸能人の浮気や不倫が話題になっていますね。
それは芸能人だけでなく、一般人にも及んでいて浮気調査の依頼をする人が年々増えています。
興信所
興信所はもともと会社の信用調査を行うのが主な目的でした。
企業間で新たな取引をする時に、その会社の調査に興信所が利用されていました。
・その相手のクライアントはどういった会社なのか
・どんな業務を手掛けていているのか
・どれだけの収益を上げているのか
・資本金はいくらなのか
取引先の実情、雇用されている従業員の動向などをチェックする時に興信所が活躍しています。
ただ、興信所は会社の信用調査だけを行うのではなく、個人を相手に調査を行うことも多いです。
といった調査も行います。
なかなか一般の人でそこまで結婚相手の調査をする人もいませんが、厳しい家柄で育った人や先祖代々由緒ある家庭に育った方はそういった調査を行うこともよくあります。
すなわち、興信所は会社と個人の両方に対応している会社と言えます。
調査会社
調査会社は帝国データバンクや東京商工リサーチに代表されるように信用調査に重点を置いた会社です。
個人の浮気調査や人探しなどをすることはほとんどないでしょう。
会社の経済状況、倒産の可能性や信用力などを調査します。
個人を調査するにしても、会社の従業員についてです。
例えば、違法行為をしていないか、素行に問題はないかなど。
調査会社は会社相手に調査を行うのがメインです。
大手の会社を検証してみよう!
探偵や調査を行っている会社は、どのような会社名になっているのか調べてみました。
・原一探偵事務所
・HAL探偵社
・総合探偵社TS
・総合探偵社興信所MR
・総合探偵社AMUSE
・響・Agent
・探偵社フルスピード
・帝国興信所
・総合探偵社イズムリサーチ
・総合探偵社ガルエージェンシー
・つばさ探偵事務所
・探偵社グロウス
・探偵会社ピ・アイ・オ
このように8.9割がたは、「探偵」という名前が付いた会社名になっていますね。
興信所という会社名をつけているケースは雑多されつつあります。
一般の立場から考えても、興信所と言われるより探偵と言われた方が一瞬でピンときますからね。
「興信所って、なにしているところ?」となってしまうので。
企業相手に調査してほしいということでなければ、探偵事務所を選ぶのが無難です。
個人の行動調査もそうですし、盗聴器発見など物的証拠調査にも尽力してくれます。
依頼によって会社を選択しよう!
自分が何を調査してもらいたいかによって、会社を選ぶのが最適です。
最近は探偵事務所や興信所が増えてきた影響もあり、一つの業務に特化してやっているところのほうが少ないです。
そんなことでは、なかなか仕事量が増えていかないのが現実。
興信所でも浮気調査をしていますし、人探しをすることもあります。
例えば帝国興信所も会社の信用調査だけでなく、浮気調査や盗聴器発見、ストーカー調査、いたずらの調査等、調査の範囲は非常に多岐にわたります。
あまり「探偵事務所」とか「興信所」とか、会社の名前にとらわれず、その会社が過去にどんなことに対して実績を上げているのかを調べるほうが重要です。
例えば、浮気調査でこれまで数多くの実績を上げているのはHAL探偵社や原一探偵事務所です。
行動調査の実績では頭一つ抜けた存在になっていますので、そういった目的に合わせて依頼する会社を選んでみましょう。
会社を選択するときは業務内容と解決実数などを考慮するのがオススメです。
まとめ
以上、探偵、興信所、調査会社の違いについて検証しました。
会社名は設立当初に志向していたもの、主な業務になっていたものが由来となり、名称が付けられていることが多いです。
ただ、だんだんと業務内容が変化してきている会社もあるでしょう。
そのため、「興信所だから浮気調査はダメだろう」などと決めつける必要はないです。
あくまで現在の仕事ぶりを見て決断しましょう。
名称にとらわれず各会社を比較してみるのがベストです。
- 会社の名称よりも実績をみてみよう
- 名称と業務内容が必ず一致していない
例えば、結婚相手の信用調査では