不倫する理由について
夫婦が子供がいても不倫する理由は、理由だけ聞くと大変身勝手なものです。夫婦の営みがなく、セックスレスにより不満だったり、男として見られたい、女としての人生を謳歌したい、もっとモテたい、認められたい・・・そういった他愛もない理由が永遠の愛を誓った伴侶を裏切るという行為を引き起こします。
既婚者の3人に1人が不倫経験があるという事実を目にすると、家族愛や永遠の愛って何なんだろうと思ったりもしますが、バレなければよしと考えている人は非常に多いのもまた事実です。その結果、一時の感情に身を任せ、最愛の伴侶や子供を失って初めて過ちに気づくのが愚かな人間の末路です。
子供たちが離婚によって受ける影響と本音
離婚を告げられた時の子供たちの反応
親の気持ちを察してか無反応を通す子供や、泣きじゃくる子、どちらかなんて選べないと困惑する子に、病気を発症する子などもいるようです。子供を巻き込むなという、子供も両親も苦しむような本音もありました。
病気を発症するケースというのは、おそらくですが無意識下で別れて欲しくないという思いが屈折し病気を発症させたのだと思われます。一種の自傷行為のようなものだったり、自分を苦しめる両親に対する反発なのかもしれません。
リストカットして周囲の気を引いたり、愛されている事を実感するのと同じです。両親を離婚させないために、病気になったか、病気にならざる得なかったというのがより正確かもしれません。
泣いたり、怒ったり、親に淡々と意見を伝える子供たちと同じで、リアクションが異なるだけなのだと思います。仮病などではなく、強すぎる思いが病気を引き起こすこともあります。
このように子供によって反応は十人十色で、どの子供にとっても両親の離婚がこの上なく苦しいものである事は間違いないようです。母子家庭、父子家庭の子供たちを見る限り、大変な思いをして育ってきた人たちは非常に多いです。
大人になれば、人生は自分で選択できる事に気づきます。しかし、子供のうちは、親や周囲から与えられる環境の中で育ってきているため、それがわかりません。
そのため、離婚が子供たちにもたらす影響は大きく、離婚が原因で道を踏み外したり、結婚願望が持てなくなる子供が多いようです。
子供たちができる最善策とは?
この調査レポートによると、どちらの親と暮らすか聞かれたのは42%しかいないのだそうです。つまり約6割は親の判断で決めたという事になります。
子供を傷つけるから伝えなかったという親の配慮もあるようですが、そもそも最初から離婚しなければいいでしょうという正論が男女の浮気問題では成り立たないのです。
どちらの親と暮らしたいか?という親からの質問を受けた子供たちの3割は親の事を思うと言えなかったというデータが出ています。子供たちの方がつらいはずなのに、親を思いやる子供たちの気持ちが心に刺さります。
子供はどちらの親を選ぶべきなのか?少なくとも、親を責めても状況は改善せず、親のせいにしても誰も幸せにはならないことを、本能で理解しているのかもしれません。
子供たちができる最善策としては、起きた事実(浮気による離婚)と自分の状況をしっかりと受け止め、「これからどうするか」をしっかり考える事になります。
離婚という選択は正解?
浮気性の旦那と離婚し、わたしは楽になったけど、子供たちは・・・どうだったのだろう?わたしの判断は、本当に正しかったのだろうか?それさえも自分勝手なものだったのではないだろうか?子供には優しい人だった。と考えていくとキリがありません。
このような選択に正解、不正解はありません。もし仮に母親が親権を持ったとしたら、経済的に厳しい状況や社会の風当たりが強くなるのは安易に想像がつきます。
しかし、それをも包み込めるほどの愛情があればきっと子供たちは自分で成長して社会へ出ていくでしょう。親元を離れれば、自分たちの人生をそれぞれ歩んでいくようになります。
子供たちが幸せな人生を歩めれば、親の離婚や過去のつらかった出来事などは笑い飛ばせてしまうほどの強さを手に入れる事が出来るでしょう。
けれど、もし、不幸な人生を選ぶ事になってしまったらその子は永久に親の離婚の影響で自分の人生は詰んでしまったと、両親を恨み続けるかもしれません。
離婚が正しい選択なのかどうかは本人にしかわかりません。一緒に暮らしていても喧嘩の絶えない夫婦で子供にDVをするような親なら、、、説明する必要もないでしょう。
親にとっても子供たちにとっても、正しい選択など存在しません。はっきり言えることは、選択した後どうするか?が大事だということです。
離婚だけが全てではない
離婚を選択してしまうと、子供には夫側か妻側かのどちらか一方しか選択できません。けれど、離婚は子供にとってはツラく厳しい茨の道です。
子供の幸せを考えるのであれば、もう一度復縁してやり直すという道もあるはずです。
浮気は証拠を掴んでから、3年間は配偶者にも浮気相手にも慰謝料を請求をすることができます。
慰謝料請求期間を最大限に使って、やり直しできないか努力してみる。離婚するのは努力したけどダメだったと判断してからでも遅くはありません。
この3年間の間に復縁できれば、子供にとって一番いいのは間違いないですよね。
この3年間を有効活用しましょうとアドバイスしているのが探偵社MRです。
MRは簡単に言うと浮気の証拠発見はもちろんの事、浮気相手と別れさせ方や、浮気をしない・させない対策までをしっかりとフォローしてくれる探偵事務所です。
浮気された側・浮気した側の内面まで深く関わってくることになりますので、復縁までの道はツラく厳しいですが、家族全員が幸せになれる道を一緒に模索してくれます。
まとめ
人間は浮気する生き物です。その感情は、時に家族を犠牲にしてしまう事さえあります。両親の離婚で子供が犠牲になるのは事実ですが、その選択肢が正解なのかどうかは誰にも分りません。
子供たちは自分の将来に関してあまりに無力です。
親が出来る最善を尽くし、それでも離婚という選択肢をとった場合には、例え一緒に暮らしていなくても子供たちが道を踏み外してしまわないよう見守る事は続けていきたいものです。