探偵事務所が行う浮気調査手順とは?
探偵事務所は一般的に下記のような流れで浮気調査を行っていきます。
1、依頼者からのヒアリング
2、事前準備
3、スケジュール調整
4、浮気調査開始
5、調査報告
6、報告書作成
7、アフターフォロー
上記流れで進んでいきます。
依頼者からのヒアリング内容によって、どれぐらいの調査期間を要するのかも変わってきます。
また、この段階でお見積もりを作成し、依頼者の希望に合えばそこで契約となります。
事前準備は探偵事務所が手配したり、用意するものもありますが、依頼者側で用意しなければならないものもあります。
例えば下記のような情報は、依頼者から探偵事務所に提供する必要があります。
【浮気対象者の特徴となるもの】
・年齢
・身長
・体型
・髪型
・所有物
・職業
・勤務時間
・車種、ナンバー
・休日
・よく出かける時間帯や曜日
・スマホ履歴
・写真
・交通手段
・その他怪しい行動や特徴など
情報が揃っていれば浮気を突き止めやすいので、分かる範囲での情報は全て探偵事務所に伝えましょう。断定的な要素でも構いません。
浮気調査が始まったらできるだけ連絡がつくようにしよう!
浮気調査が始まると随時探偵事務所から調査内容や張り込みの状況について連絡をもらうことがあります。
例えば、
「この車は旦那さんの物で間違いありませんか?」
「この歩いている男性は夫で間違いありませんか?」
写真や動画を依頼主へ送り、確認を取るケースもあります。
結果だけを報告する探偵事務所もありますが、それだと「本当に調査をしていたのか?」という依頼主の疑問の声が上がったため、最近はリアルタイムで報告する探偵事務所が増えています。
広帯域受信機、暗視カメラ、スパイカメラなどを駆使し、調査を行うので時には依頼人の目視による確認が必要なケースもあります。
リアルタイムですぐに反応することができれば無駄な調査時間を減らしたり、浮気の断定がしやすくなります。
反対に浮気の状況によっては、お見積り段階で提示された浮気調査時間より伸びてしまうこともあります。
そういった確認の電話を受けることもあるので、すべて探偵事務所に丸投げというより、「自分も調査に協力する」という姿勢で、その期間を過ごすことが大切です。
そして、浮気調査期間は夫(または妻)がどんな服装出掛けたか、何時頃出掛けたか、どのような伝言を残して出掛けたかも記憶しておくことが大切です。
例えば、「今日は残業で帰りが夜11時ぐらいになるかも」なんて言ったときは、それをすぐに探偵事務所に連絡するようにしましょう。
それが浮気調査の材料となる可能性があります。
浮気調査では性格的な特徴も伝えよう!
探偵事務所に依頼する人は、どうしても専門家に全て任せようという考えが生まれがちです。
ただ、浮気している人(夫または妻)のことを1番理解しているのはあなた。
どんな性格的な特徴があって、どんな交友関係があるのかは探偵事務所よりあなたの方が把握しています。
「こんなことは伝えても大して意味がないのかな?」というようなものもすべて探偵事務所に伝えておきましょう。
こういった性格や行動まで伝えておけば探偵事務所も調査しやすいです。
例えばせっかちな性格なら、黄色信号でもスピードを出して強引に信号を通過するかもしれません。
非常に神経質な性格なら調査員の存在に感づき、怪しい行動を控えるかもしれません。
ちょっとした差で成功率が大きく変わってきますので、データだけでなく性格的な特徴も伝えておくのがお勧めです。
そして、怪しい行動をしようと思っている人は、逆に相手に対しても警戒し、注意深くなるものです。
例えば、あなたの着信履歴や発信履歴。
探偵事務所に何回も電話している様子を履歴を通じて見られたら、指摘されてしまう可能性があります。
喧嘩に発展してしまい、離婚で慰謝料請求できない事態になることも・・・。
あなた自身の行動も注意するようにしましょう。
まとめ
以上、浮気調査の手順と自分でできる浮気調査対応について紹介しました。
あなたは最も身近にいる覆面調査員のつもりで、夫(妻)の行動を今まで以上にチェックするようにしましょう。
探偵事務所に依頼するときはカウンセリングに時間を割いてくれるところがお勧めです。
調査の成功率、および調査費用に影響が出てきます。
探偵事務所に依頼する前に、まずは浮気対象者のことをしっかりまとめておくようにしましょう。
伝えた方がよい情報