50代の浮気の原因とは
破綻している夫婦生活
50代ともなるとお互いの関係は、もはや新たな驚きや新鮮みのない状況になってしまっているかもしれません。
「お互いが何してようが構わない」
「今何をしているのか知らない」
「夫(または妻)のことには興味がない」
このように夫婦間でお互いの興味自体をなくしてしまっている50代も多いです。
こうなると、それが浮気へと発展していくケースもあります。
特に男性は50代でもまだまだ仕事に精を出している人も多いです。
それゆえ、異性との出会いもありますから、そこから親密な関係になって浮気してしまうという男性もいます。
妻が夫への関心が薄れていると、それだけ浮気の可能性もはらんでいます。
家庭内でのガードが緩くなっているがゆえに、浮気しやすい環境を作り出してしまっています。
妻の振る舞い
50代ともなると、妻は夫のことを異性としての目は残念ながら無くなっている人が多いです。
ただ、それでも敬いの気持ちを持っていれば良いのですが、それすらなくなっているケースもあります。
子供のことだけを気にかけていたり、自分の趣味に夢中になっていて、夫に何の関心も示さないなんてことも・・・。
夫に特に何も告げずに勝手に出かけて、おいしいご飯を堪能しているなんてこともあったりします。
例えば、
・用事は置手紙のみ
・帰ってくる前に寝ている
・ご飯もお惣菜中心
こういった夫婦間の愛情が薄れてしまった生活を送っている50代は、寂しさを感じ、それが浮気へと発展する可能性があります。
性的欲求を満たせない
50代で結婚している夫婦間で、互いの年齢が近い場合、女性は「もうセックスは必要ない」と感じる人もいます。
身体のメカニズム的にも閉経となっている方が多いはずです。
そんな夫婦で、性欲がまだある50代の夫が性行為を要求しても妻は、
「もうそんな気はない」
「子供がいるし、もうセックスする必要はない」
「面倒くさいから嫌だ」
などと言ってセックスレスになる夫婦も多いです。
妻はセックス引退と考えていても、男性の方がまだまだ現役というケースもあります。
そうなると発散する場所が外でしかないので、浮気相手を外で見つけて性欲を満たすというケースも少なからずあります。
若いときにはなかった夫婦間のズレ(男女間のズレとも言える)が生じてきて、浮気へと発展というケースが考えられます。
また50代だと、「夫にそんな元気はないだろう」と妻は思ってしまう部分もあるため、浮気が発覚しにくいという側面もあります。
そういった警戒心の薄さを夫も把握しているので、何の躊躇もなく浮気してしまう人がいるのでしょう。
意外と若い50代
逮捕される50代も
時折ニュースなどで「50代の男性が援助交際をして捕まった」みたいなニュースがありますよね。
・51歳の高校教師が高校1年生の女子校生に対して現金を渡し、みだらな行為をして逮捕
・55歳の会社員が出会い系サイトで出会った17歳の女性に対し、現金を渡し、みだらな行為をしたとして逮捕。
これらは実際にここ数年で報じられた50代の援助交際に関する事件です。
「お金を払ってでも性欲を満たしたい」という50代男性がいる表れにもなります。
しかもこれは「未成年に手を出して捕まった」という事例があるだけの話。
実際にはこれらは氷山の一角と言えるでしょうし、未成年以外に現金を渡して不貞行為を働いている数は相当数に上るでしょう。
そう考えると、50代で枯れてしまう人もいる反面、まだまだ現役バリバリという人も多いのが現状です。
「夫はもうそんな元気もない」というのはあくまでも女性目線の意見。
実際は裏で何をしているか分かりません。
50代夫婦の性交頻度とは
50代になると、セックスの頻度が落ちるのは否めません。
日本性教育協会が発表した現代性教育研究ジャーナルによると、「中高年の夫婦間性交頻度」は下記のようになっています。
【50代男性】
・1年全くない:53%
・年数回程度:33%
・月1回:5%
・月2、3回:4%
・週1回以上:5%
上記のようになっていて、やはり2人に1人はセックスレス状態です。
「夫婦間の幸せは、もはやセックスだけではない」という考えに移行している年代なのかもしれません。
ただこの調査はあくまでも夫婦関係だけの問題。
50代男性のうち性欲が無い人が半分になったというわけではない点は理解しておくべきでしょう。
実は配偶者以外とのセックスに積極的?
この調査ではさらに、「配偶者以外との性行為について」のアンケートもあります。
「配偶者以外の異性と親密な関係にある」と答えたのが50代でなんと32%。
この調査は2000年と2012年に行っていますが、前回が14%。
2倍以上増えているのは、50代の元気さを表している数値かもしれません。
そして、「性的関係があっても家庭に迷惑がかからなければ構わない」と考えている人が38%。
約4割の人が平たく言ってしまうと、「バレなきゃ妻以外とセックスしても構わない」と考えているというデータが明らかになりました。
このデータは、ちょっと奥様方が見たらショックを受けるかも。
長年築き上げてきた絆があるはずですが、性欲に関しては抑えることができないということがデータから読み取れます。
ちなみに50代が他の年代に比べて、「家庭に迷惑がかからなければ良い」と考えている割合が最も多い結果となっています。
こうした背景が売春などの逮捕で50代が多い理由かもしれません。
50代はやや気が大きくなる傾向に
50代の浮気が多い要因として、社会的地位向上による立場の変化が挙げられます。
例えば会社の役員などになっている場合、その立場を利用して女性に対し、セクハラまがいの行為をしてしまうこともあります。
肩を抱く、体に触れる、抱擁する、マッサージをするなど。
こういったことを平気でしてしまうのも、若い世代より50代以降の中高年が多いです。
それがだんだんとエスカレートして浮気へと発展することも。
女性が嫌がってセクハラ行為などと訴えればまた別ですが、女性が大して嫌ではないという反応になった場合、さらに深い関係へと発展していくことがあります。
男性優位の立場を利用した浮気が起こるのも50代ならではです。
50代の離婚について
増える熟年離婚
三菱UFJリサーチ&コンサルティングが行った「有配偶者に対する離婚率」の発表によると、熟年離婚の割合が増えていることが明らかになっています。
50代の離婚の割合が多いわけではありませんが、90年代は全体の4%程度だったものが、現在は8%ほどの数値となっています。
ある程度年齢がいけば離婚率は下がる傾向にありますが、それでも熟年離婚が増えてしまうのは下記のような要因があるからでしょう。
・考え方が合わなくなってきた
・精神的に疲れてきた
・異性関係がきっかけ
・将来のことで不安になった
このように年齢を重ねたからといって離婚がなくなるわけではありません。
昔は2人で協力できていたものや意見が合ったことでも、だんだんと考え方が合わなくなるケースもあるので、今後も50代や60代で離婚が減るという確固たる指標はありません。
50代の浮気の慰謝料とは
慰謝料は主に下記のようなことが精査されて決定します。
・浮気の原因
・浮気の内容
・浮気の期間
・浮気をした当人(例えば夫)の年収
・夫婦関係がどうだったか
その他、心情的配慮なども考慮されて慰謝料が決定します。
例えば、すでに夫婦関係が破綻していたケースだと、浮気が原因で離婚と認められないこともあるので、慰謝料は少なめになることが多いです。
50代の夫が稼いでいた年収を考慮して支払額を算出することもあります。
例えば、一般的な浮気による離婚の慰謝料相場が200万円だったとして、50代で離婚となると250万円、300万円と判断をされることもあります。
例えば、「長年夫に尽力していたのに、夫が5年間にも渡って浮気していた」となると精神的ショックも大きいため、それが慰謝料に反映されることもあります。
「50代の夫が浮気しているのでは」と心配なら
「信じたくないけど、ひょっとしたら夫が浮気しているかも・・・」
そんな悩みを持っているなら、まずは探偵に浮気調査を依頼してみましょう。
そして依頼する際は必ず弁護士との提携、あるいは弁護士自体が運営している探偵事務所がおすすめです。
浮気発覚の有無だけでなく、その後の離婚裁判なども重要になってきます。
熟年離婚ともなれば、これまでの生活を考慮した正確な慰謝料を裁定する必要が出てきます。
そこで自分にとって有利になり、説得力ある弁護士がついてくれるだけで安心感が全く変わってきます。
例えば、原一探偵事務所やHAL探偵社のようにすでに多くの熟年離婚裁判に携わっている弁護士がいるところですと安心して任せることができます。
まとめ
以上、50代男性の浮気、そして離婚について検証しました。
「年齢的にもう浮気する年でもないはず」、と油断している妻もいますが、決してそんなことはありません。
富を得た年代になればなるほど、そういった不貞行為への支払いに糸目をつけません。
ちょっとでも不安なことがあれば、近年は無料で相談できる探偵事務所などもあるので、問い合わせてみてはいかがでしょうか。