同じ相手との復縁、そして再不倫の可能性はゼロではない。
浮気が発覚した時、大抵の場合はその浮気相手の連絡先を消し、一切連絡を取らないと誓う夫が多いです。しかし、不倫相手と実はまだ繋がっていたというケースもあります。
実際に同じ相手と2度目の不倫が発覚し、離婚に至ったという夫婦もいます。
完全に別れていない場合は、下記のような方法で復縁に至っています。
・携帯電話上からは連絡先を削除しても、他のノートなどにメモしている
・相手がまだ連絡先を残していて、相手から連絡を取ってきた
・SNSなどをやっていて、そこから連絡を改めて取った
・住所は同じままなので直接会いに行った
このように、例えば夫の携帯から浮気相手の連絡先を消しても、完全に関係が途切れるわけではありません。
そもそも1度目の浮気が発覚した際に、例えば弁護士から接触禁止令を出してもらったとしても法的強制力はありません。
また、いくら浮気をされた被害者だからといって、不倫相手を脅迫まがいな行為(接触したら上司にばらずとか、親に言う)をしようものなら、こちらが脅迫罪に問われかねません。
例えば、旦那の不倫相手が会社の人間であれば、転勤させることはおろか、退職させる要求すら難しいです。
仕事上では普通に接触しますし、話す機会をなくすことはできません。
不倫していた当事者間の仲が悪化していなければ、そして合理的な言い訳が成り立てば、「二度と会わないでほしい」と願っても、復縁し、再び不倫に陥る可能性はゼロどころか高いでしょう。
そんな事態を避けるためには、同じ相手と二度と不倫を起こさないための具体的な対応策が必要となります。
二度と不倫を起こさないために
大事なのは、1度目の不倫の際に旦那及び、不倫相手を交えて二度と不倫を起こさない、起きないための合意形成を行ったかどうかです。
もし、1度目の不倫の際に対策がとれていなくても、現在進行形で不倫が進んでいるのであれば今回対策を講じれば大丈夫です。
2度も同じ相手と不倫関係に生じるのであれば、3度目があってもおかしくはありません。
あなた自身で「転ばぬ先の杖」を作っておくしかないのです。
あなたができる3つの「転ばぬ先の杖」対策
証拠を取る
当事者間で合意形成(誓約書の作成)を行う
お互いのことを理解しあう努力をする
証拠を取る
1度目は旦那との関係が修復されることを望んだことでしょう。
もちろん、子供がいれば、必ず子供のことも考えることでしょう。
・不倫問題なので、親兄弟、友人に相談できない苦しさ
・男の本能だといわれても割り切れない
・子供の前では仲良く普通の態度をしなければいけない
・事情を知らない子供の前で旦那に怒れない
・自分が悪いわけではないのに子供に罪悪感がある
・旦那が悪いのにヘラヘラしていて腹がたつ
・気持ちを吐き出す場所がない
旦那の不倫問題で上記のような心の苦しさを経験してきたはずです。
そんなツライ思いをし、家族のためと思って許したあなたの優しさに甘えた結果が再不倫だと考えると、やるせなさが募りますよね。
家族のために夫婦問題を再構築することを考えるのであれば、旦那のあなたへの甘えをなくすこと、つまり逃げ道を断つことが絶対的に必要です。
同じ相手と復縁し、2度目の不倫に発展したことを踏まえると、おそらく1度目の不倫の際に証拠を取っていなかったのではないでしょうか?
なぜなら、証拠(ここでいう証拠とは、法的に有効な証拠を指します)があれば、旦那は迂闊な行動をすることができなくなるからです。
もしも今、2度目の不倫に悩んでいるのであれば、今回は確実に証拠を取るようにしてください。
証拠を押さえることができれば、物的証拠を持つことになりますのであなたに対し「証拠がないからどうにでもなるだろう」というような甘えはなくなります。
自分で旦那の浮気を調べることはできます。ただ、それが法的に有効な証拠ではないケースがほとんどです。
法的に有効でないと、少しこずるい男性であれば「裁判に使えない」と理解していますので再び不倫を繰り返す恐れがあります。
なので、夫婦問題を本気で解決したいのであれば、浮気調査のプロである探偵に依頼してみるのがベストです。
確実に法的に有効な証拠を掴んでくれます。
デメリットは料金がかかることですが、今後旦那の不倫問題を起きないようにすることができますので精神的なストレスを考えると依頼する価値があります。
悩みが身体に及ぼす影響は大きい
旦那の不倫問題に悩みは尽きません。ただ、ずっと解決策がなく悩み続けていると体は変調をきたします。
ストレスが溜まって起こる症状例
【心の病気】
・鬱
・不安症(不安障害ともいいますが、浮気問題から始まり、毎日の日常で起きるすべてのことが不安になり、過剰に反応してしまうこともあります。)
【体の病気】
・頭痛
・めまい
・胃痛
不倫問題は疑惑から解決するまでの期間を考えると、とても長い期間悩むことになります。悩む期間が長くなればなるほど、ストレスが溜まり、心の病気や体の不調につながることがあります。
浮気問題を探偵に依頼することのメリットの一つとして、こうした悩みの相談があります。
ずっと誰にも言えない、吐き出すことのできない心の内をカウンセラーに話すだけでもホッとします。
浮気問題のせいであなた自身が心の病気にならないためにも、体の不調に繋げないためにも、悩みを相談できる存在がいるのは大きいです。
ただでさえ、不安な気持ちになっていますので、過去に不倫問題を経験してきたカウンセラーの言葉はスッと自分に染みこみ、あなたの心の精神的な拠り所になるに違いありません。
もし、費用のことを考えて探偵に依頼しなかったとしても無料相談だけでもお願いしましょう。あなたが病気になってしまっては意味がないのですから。
当事者間の合意形成を行う
法的に有効な証拠が取れれば、その証拠を基にあなた・旦那・浮気相手(もしW不倫であれば、浮気相手の旦那)の全員で顔を合わせ三者間(四者間)で合意を取ることが必要です。
合意の際は求償権についても触れておかないといけません。
例えば、あなたが旦那の不倫相手に慰謝料を200万円請求したとします。
この200万は旦那と不倫相手が起こした行為に対する請求なので、不倫相手が旦那に対し責任の半分である100円万円を請求することもありえます。この不倫相手が旦那に対して請求する行為を「求償権」といいます。
よって、3者間で合意書(示談書・和解書・契約書と表記されることがあります)を作成するときには、合意書に「不倫相手が旦那への求償権を放棄する」という文言を入れておく必要があります。
また、この合意書においては不倫の相手側に作成させるのではなく、こちら側で作成するのがポイントです。裁判に発展したときにこちら側が有利になるような記載をしないと意味がありません。
合わせて秘密保持条項も入れておきましょう。
秘密保持条項を入れることで、相手の同意がなく不倫のことを話したら守秘義務違反となります。合意書ではできる限りのリスク管理をすることが大切です。
合意書の作成においては、絶対に安易に譲ってはならないポイントや簡潔にまとめなければいけないポイントが多々ありますので、浮気調査の流れから探偵事務所に依頼するのが便利かつ楽です。
弁護士事務所等に依頼するのも一つの手ではありますが、初めから説明しなければなりませんので、心的ストレスや手間がかかってしまいます。
一方、夫婦間では復縁後の2度目の不倫という事実を重く受け止め、対応策を練らないといけません。
その一つが「誓約書」です。
夫婦間なので今後しないという誓約書がある場合に限り、許すことは一つの正解だと思います。
人を許すという行為は簡単にはできません。ただ、不倫した旦那をずっと許すことをせず、憎しみを持ち続けて生活するのはとても辛いことです。
納得はできないけど、許すことであなたのこれからの人生は豊かになることは間違いないです。
ちょっと考えてみてください。
・いつも怒っている、もしくは、旦那を憎んでこれからも生活する
・旦那を許し、また気持ちを新たに旦那と向き合う
どちらが精神的に健やかなのかは答えをいわずともわかりますよね。
ただ、簡単には許してはいけません。
旦那はあなたの優しさに付け込んで、再び過ちを繰り返したのですから。
誓約書を作成し、もし2度目(3度目)に同じ過ちを繰り返すのであれば、慰謝料の額は〇〇〇万円とするといったようなペナルティ条項を盛り込んでおきましょう。
けれど、やりすぎは禁物です。
二度と不倫をしないという約束を破ったのですから、相当な額を請求することは有効ですが、いくら旦那が無茶な金額を了承したといっても、金額が実際に払うことができないような過大な金額である場合はその過大な金額は無効という裁判所の判決がでています。
ただ、過大な金額だったとしても、それは旦那にとっては「浮気の抑止力」になりえます。
旦那が過去の過ちを反省せず、何度も不倫を繰り返すのなら抑止力にならないかもしれませんが、しっかりと自分のした行為に対して反省できる人であれば過大な金額といえど、自らの行為を踏みとどまる抑止力になります。
過大な金額は無効であるとする裁判所の判決を旦那が知らなければよいだけの話です。
証拠の後は、法的にも2度と浮気をしないだけの足枷をつけることが大事です。
お互いのことを理解しあう努力をする
上記の2つはいずれも物的根拠であったり、法的拘束力による対応策ですが、もう一つ旦那が2度と不倫をしなくなるような対策をとることができます。
それは、「旦那が不倫をしたのは自分にも理由があることを認め、夫婦で浮気問題に向き合い、お互いの分かりあう努力をする」ことです。
この3つの対応策の中では、一番困難ですが、しっかりとした関係を再構築することができれば、2度と浮気を起こさない関係ができることでしょう。
なぜ、一番困難かといいますと、自分自身にも旦那を浮気に走らせた理由がなかったかどうかをしっかりと考えなければならないからです。
女性の立場からすると、浮気をされた被害者です。ですが、旦那がそもそも不倫に走ってしまった理由は家庭環境に起因することはとても多いです。
・旦那としばらく会話していなかった
・忙しいことを理由にしてご飯を作らなかった
・旦那とセックスレスの状態が続いている
考えだしたら、もしかして・・・と思う理由がいくつか思い浮かぶのではないでしょうか?
浮気問題は夫婦のどちらにも問題があります。
もちろん、実際に不倫行為に走った旦那が一番悪いに決まっています。
だからといって、奥様側に理由がないということにはならないのです。
この不倫という大きな問題を抱えた夫婦関係を元通りに戻すのは至難の業です。
それこそ、ご自身達だけで夫婦関係を改善するのはほぼ不可能といっていいでしょう。
この夫婦問題に強い探偵事務所が総合探偵社MR です。
改善までの道は長く険しく、そして辛いですが、親身になってサポートしてくれます。
例えば、どのようなサポートをしてくれるのかといいますと・・・
・旦那・奥様・相談員の3人で今後のやり直しをサポートしてくれる
・奥様にもどうしたらよいのか、こうするべきという行動を指南してくれる
・証拠を最大限に活用する方法を教えてくれる
・弁護士事務所に行かなくても高額な慰謝料の取り方を教えてくれる
まとめ
同じ相手だけに限らず、旦那の不倫の繰り返しを止めるには、中途半場な対応策では意味がありません。
浮気問題をしっかりと考え、旦那側に浮気をしたいという気持ちを起こさせないことがなによりも重要となります。
・証拠
・法的拘束力
・お互いの信頼関係の再構築
浮気問題の抑止力のためにこの3つのポイントは押さえておきましょう。