男性はなぜ浮気しやすい?
一般的に浮気というと、男性が多いイメージがあります。(ここ数年は女性も浮気するという認識が広がっていますが)
男女の違いで言うと、男性が浮気をしやすい原因として「視覚的影響」が挙げられます。男性は女性に比べ、島皮質と呼ばれる部分が活発に動くと言われています。
例えば女性がかっこいい男性を見て興奮する度合いより、男性が綺麗な女性を見て興奮する度合いの方が強いという側面です。
島皮質は脳内の中央に存在する部位で、過去の体験や喜怒哀楽などを司る機能になっていて、その機能の1つとして視覚も大きな影響を与えるといわれています。
簡単に言っちゃうと、「男性のほうが見た目ですぐに興奮してしまう」ということですね。
女性が男性の良い体を見てもムラムラすることはなくても、男性が女性のナイスバディを見て興奮してしまうのは生理的、生物学的に違いがあるからです。
本能的な部分が影響している可能性も
もう一つ、男性のほうが浮気がしやすいと言われる要因があります。それは子孫繁栄への本能。
例えば動物の世界では一匹のメスだけでなく、複数のメスを相手に交尾して子孫繁栄を図るケースがありますよね。人間の世界でも、一夫多妻制度が少なからずまだあります。
こうした本能はもともとオスとして備わっている部分と言われています。もちろん女性も子孫繁栄を目指しているのですが、「より優秀な子孫を残したい」という本能のほうが強いです。
例えば、動物界でもオスとオス同士が戦って、最後に勝ち残ったオスがメスと結ばれるなんてことがありますよね。「誰でもかれでも良い」と考えている女性が少ないのは、そのためでしょう。
男性は浮気願望、女性は不倫願望がある
不貞関係というと、結婚している夫と独身女性という組み合わせが多いです。
なぜこの組み合わせが多いかというと、男性は上記紹介したようにもともとは一つの形に収まるのではなく、子孫繁栄をしたいという生き物。
一方女性は潜在的な本能として何かに依存したり、守ってもらいたいという本能があるためです。
つまり独身女性は今の状況に満足するのではなく、何か支えとなるものや、守ってくれる存在を欲しているケースがあります。(最近は独身でも1人でやっていける強い女性が増えていますが)
例えば、女性のほうが「経済的に養ってもらいたい」とか、「老後助けてもらいたい」などと考えている人が多いです。
こういった防衛本能が女性のほうが強いので、すでに守られている既婚女性より独身女性の方が不貞関係に走りやすい傾向があります。
浮気に走る男性と走らない男性の違い
男性なら誰でも浮気願望というか、他の女性がよく見えるということはあるはずです。ただそこで考えが留まるか、浮気に走ってしまうかが大きな境目。
浮気に走ってしまう男性は下記のような特徴があります。
上記のように単純に浮気症というだけでなく、自制心よりその場を楽しみたいという本能が強いのが特徴です。
浮気することによって、今の生活環境が壊れるといったリスクをあまり考えていません。それより「スリルを楽しみたいと」か、「この女性との時間を楽しみたい」という気持ちが上回ってしまっています。
環境によって浮気に発展するケースも
ちょっとした事がきっかけで浮気になってしまうこともあります。それは仕事環境。
異性と日々やり取りする環境では、次第に恋心を持ってその人を好きになってしまうということもよくあります。女性の比率が多い職場環境だと、浮気の火種が大きくなる可能性も秘めています。
そういった現場では、独身男性より既婚男性のほうが頼りになるケースも多く、その場面を日々目撃している女性社員から歩み寄り、浮気に発展するケースもあります。
逆に浮気しない男性は浮気することのメリットより、家庭環境が壊れたり、情報が漏れて会社中に知れ渡ったりなどのリスクに重きがあるので、浮気しません。
日本人は特に、リスクを考えて自制心を保ちながら過ごしている男性も多いのが現状です。
男性の浮気心理まとめ
ここでは浮気する男性の深層心理に迫ってみました。よく「浮気する人は一生治らない」と言いますね。
確かに脳内の働きは人それぞれ決まっていて、浮気するタイプの人が心の底から改心するのはなかなか難しいかもしれません。
浮気を防止するには、浮気を注意するより浮気しない人を選ぶのが最善の策といえます。
浮気に走りやすい男性の特徴