海外でも浮気調査は可能!しかしデメリットも・・・
費用面の負担が大きい
海外まで調査を依頼する場合、その調査にかかる費用が日本国内のときより負担が大きくなってしまうケースが多いです。
具体的には、下記のようなものが調査費にプラスして請求されることが考えられます。
・渡航費
・交通費
・ホテル代
・その他雑費
渡航予定の国に探偵事務所の支社があれば良いのですが、そうではない行き先の場合は、見失わないように同便に同乗していく必要があります。
そうなると現地までスタッフを派遣しなければいけませんから、往復分の渡航費が必要になります。
場所によってはこれだけで数十万円かかってしまうことも考えられます。
また、対象者が数日間、浮気と断定できるような行動が見れない場合、近くのホテルなどで張り込みをする必要があります。
そうなると、調査員の滞在するホテル代なども負担しなければいけません。
探偵事務所によっては日本にいる時より数十万円、負担が増えてしまうと考えた方が良いです。
成功率は日本に比べて低め
日本の探偵社は、
「95%の成功率」
「98%以上の方にご満足いただいております!」
などと高い数値で浮気現場を抑えることができると自信を持って発表しています。
しかし、日本の法律や文化という背景を熟知しているからこそ、実現できる数字でもあります。
例えば、海外で浮気対象者がどんな交通手段を考えているか読めない場合は、追跡も難しくなります。
日本のように車両をたくさん用意できないこともあり得ます。
また、譲り合い精神がある国ばかりではありませんから、車での追跡が難しいケースも出てきます。
そして、日本ではホテルや観光施設など、そこまで厳しくチェックせずに入館できてしまうところも多いです。
しかし、外国はテロ対策などを実施している国もありますから、「身分証明書がないと進入できない」、「カメラなどの撮影機材の没収」を行う場所もあります。
あるいは門前払いされてしまうケースも多々あります。
そういった意味では、対象者の行き先次第では浮気現場を突き止める可能性が著しく減少してしまうこともあると考えておきましょう。
国によっては撮影が難しいケースも
浮気現場を突き止めるということは、動画や写真で撮影することが必須条件です。
しかし、国によっては四六時中撮影していると、連行されてしまうケースもあります。
例えば、主要ターミナル駅や空港など、警戒が強い場所で撮影していると警備隊から注意を受け、取り調べを要求してくることもあります。
その間に調査対象者が現場から離れてしまうと、あっという間に見失ってしまいます。
昨今、テロ対策などもあり警備を強化している国も多いです。
公共機関だけでなく、街のレストランやショッピングセンターなどでも警備員を配置している国もあるくらいですから、撮影が困難なケースも出てきます。
海外での浮気調査を行う場合は治安の良い国、あるいは撮影しても大きな問題がない国でなければ調査が難しいです。
もし撮影した映像の中に軍事施設などが入っていると処罰されてしまう可能性もあります。
下調べの段階で危険性が高い場合は探偵事務所が依頼を断るケースもあります。
必ず海外調査の前に調べておきたいこと
対象者の動向を下調べしておく
「夫がどうやら海外出張に行くらしいから調査してきて欲しい」というだけでは、なかなか探偵事務所も浮気を突き止めるのは難しいです。
依頼者の協力が成功率に大きく影響を与えます。
具体的には、下記のようなことを事前に調べて探偵事務所に伝えておきましょう。
・対象者がどこに行く予定か
・対象者がどこに泊まる予定か
・対象者が誰と行く予定か
・対象者が何を持っていくか
・対象者の出発時間、遅刻時間を調べる
・対象者の移動手段を調べる
とにかく海外でどんな行動が考えられるのか、参考になりそうなものはすべて探偵事務所に伝えておきましょう。
一緒に行く相手は、「会社の男の同僚」などとひょっとしたらあなたに嘘をつくかもしれません。
しかし嘘であっても、その会社の同僚にアリバイチェックをすることで浮気の可能性を探ることができます。
また対象者の海外での予定のみならず、出発日数日前の言動もチェックしておくと良いでしょう。
浮気相手とコンタクトを取ろうとしてる可能性があります。
海外でないと難しいのか改めて考える
日本に住んでいて、「海外出張」などと偽って浮気しようとしている場合、その行動は海外のみならず国内にまで波及するケースが多いです。
海外旅行を経て、さらに仲を深め、国内でも浮気相手と会うという可能性は十分ありえますからね。
そう考えると、必ずしも海外で調査をしなければいけないというわけではないでしょう。
帰国後、夫の怪しい行動を分析して、それから国内で依頼した方が費用も安く収まりますし、成功率も高まります。
帰国した後の予定が決まっていれば、それも探偵事務所に伝えてみましょう。
行動調査を行って、国内での調査を推奨されるかもしれません。
探偵事務所の海外での実績を調べる
CII(国際調査協議会)に加盟しているか
海外でも浮気調査をしてくれる探偵事務所は数が限られます。
そしてその浮気調査をしてくれる中でも信頼できるところとなると、ごく僅かです。
信頼できるところの一つの基準になっているのが、CIIです。
CIIは世界各国の探偵事務所や調査機関が加盟している機関です。
世界的な調査協会の団体と考えればよいです。
こちらに加盟しているということは、世界での調査を行える権利を持っていると考えられる探偵社です。
また加盟している探偵社同士でフレンドリーシップや提携を行っているケースもあります。
そうすると海外に調査が波及した場合、その地元の探偵社と連絡を取って調査に協力してもらうことも可能になります。
つまり自社のみならず、現地の探偵事務所も使って調査を行えるという利点があります。
例えば、車を国内の自社から海外へ持ち込むのは大変ですが、現地の探偵社に頼んで車を貸してもらえばスムーズに調査を行えます。
また、地元に詳しい調査員にサポートしてもらった方が成功率も高まります。
現地に支社を構えているか
もし、CIIに加入していなくても現地に探偵事務所の支社があれば十分な探偵が行えます。
そうなれば、わざわざ日本からスタッフを派遣する必要もなくなり、渡航費などの費用も発生しません。
コスト面を抑えることができ、現地に詳しいスタッフが対応できるため、一石二鳥です。
アメリカやカナダ、オーストラリア、ヨーロッパ各国、東南アジア各国であれば支社を構えている探偵事務所もあります。
ほぼ日本と変わらないような金額での依頼が可能になります。
支社を海外に構えているのは、まだアイヴィ・サービスなど数件のみです。
海外で浮気調査してくれる探偵事務所とは
原一探偵事務所
原一探偵事務所はCIIに加盟しています。
世界各国の探偵社とのネットワークが構築されていますので、日本から派遣するスタッフも最小限にとどめることができます。
全ての国にそういった組織ができているわけではありませんが、日本から渡航が多い国に関しては、原一探偵事務所が調査対象としているケースが多いです。
実際にこれまで海外での浮気調査、留学中の子供の素行調査などを実施した経歴があります。
もともと実績のある探偵事務所ですから、ぜひ検討してみてはいかがでしょう。
ただ、現地探偵社に依頼した場合は調査費用が割り増しになることがあるので見積もり時に把握しておくようにしましょう。
アイヴィ・サービス
アイヴィ・サービスは国外での調査にも長けた探偵事務所です。
アイヴィ・サービスは下記の国での調査が可能です。
・アメリカ
・カナダ
・オーストラリア
・EU各国
・中国
・韓国
・東南アジア各国
優秀な現地スタッフがしっかりと調査してくれます。
日本からスタッフを派遣する必要がないので渡航費や出張費などは一切かかりません。
調査費用のみが発生すると考えてよいです。
東京探偵事務所
海外での調査に長けている探偵事務所として東京探偵事務所も有名です。
最短1週間の調査対応期間となっていますので、2、3日だけの旅行で調査してもらいたいというときには、ちょっと割高になってしまいます。
ただ、海外での浮気調査にも実績があり、報告書サンプルを提示し、どんな調査を行ってきたのか説明してくれます。
東京探偵事務所が調査を行った国は下記の通りです。
・韓国
・中国
・台湾
・フィリピン
・ベトナム
・タイ
・香港
・シンガポール
・アメリカ
・ハワイ
・グアム
・サイパン
・ヨーロッパ
・ブラジル
もし、調査対象エリアが夫の旅行先と一緒なら検討してみてはいかがでしょうか。
「東京探偵事務所」という会社名ですが、関東以外の方も調査してもらえます。(ただし、別途交通費が発生します)
まとめ
以上、海外での浮気調査について紹介しました。
海外だと文化の違いで色々な制約もあって、追跡が難しい面もあります。
しかし、国によってはむしろ成功率が上がるケースもあります。
海外は羽を伸ばすには絶好の場所ですから、行動が大胆になり、浮気現場を取り押さえやすいという調査員の声もあります。
もし渡航費などを考慮して、そこまで高い見積額にならないようなら、海外での浮気調査依頼を検討するのも良いですね。
そして依頼する場合は、海外での実績がある探偵事務所に依頼しましょう。