浮気調査費用を抑える5つの方法
・浮気調査した結果、どうしたいのかを明確にする
・浮気調査の調査日数を減らすように情報提供をしっかりする
・浮気調査の専門家(探偵事務所)と旦那の浮気の傾向をしっかりと探る
・浮気調査費用は捻出できる費用をあらかじめ伝えておく
・浮気調査を自分で行わない
この5つについて順に詳しく解説します。
浮気調査した結果、どうしたいのかを明確にする
浮気調査料金を抑える上で根本となります。
探偵に浮気調査を依頼すればほぼ確実に証拠を取ることができます。その証拠を持ってあなたが起こしたい行動は何でしょうか?
① ただ単に旦那の浮気の事実だけを確認したい
② 裁判に有効な不貞行為を立証する証拠を掴んで慰謝料請求を有利にしたい
③ 上記②に加え、浮気相手の情報までを知りたい
浮気調査を行いたい理由は人それぞれです。浮気が事実だったとして、起こす結果も人それぞれです。
例えば、①を選択するならば、浮気調査費用は一番安いです。奥様がその事実だけを確認できればよいので1回だけ浮気の証拠がつかめればよいことになります。
しかし、さらに踏み込んで裁判でも勝てる資料となると、場合によっては浮気の証拠は1回だけでなく複数回の事実確認が必要になります。複数回の証拠が必要となれば、探偵の動く時間も日数も多くなりますので①に比べると価格が高くなって当然ですよね。ここまで言えば③は裁判でも勝てる証拠を掴んでさらに浮気相手の名前や住所等も調べる手間がかかりますのでもっと高額になることはお分かりだと思います。
まずは、自分の中で結論を得た場合の最終着地点を明確にしましょう。
ここが曖昧なまま浮気調査を依頼してしまうと、探偵事務所の言いなりになって後で裁判でも使える資料があった方がよいと言われ、そのまま依頼することになりかねません。
結果、高額になるのは当たり前ですよね。
もし、あなたが旦那の浮気の事実だけ分かれば後はこっちでなんとかする!という強い思いがあるのなら、迷わず①を選択してください。
これで浮気調査費用はかなり安くなります。
浮気調査の調査日数を減らすように情報提供をしっかりする
この対策が浮気調査料金を安くする基本です。
ここがわからないといくら浮気調査のプロであっても、身動きが取れないため、調査は難航します。調査が進まないといっても、探偵は調査を行っているわけですから、当然費用が発生します。
基本的な浮気調査の料金体系は4種類
・固定報酬制(1日いくらという固定料金×調査日数)
・時間別料金制(探偵の一人当たりの料金×人数×調査に費やした時間×調査日数)
・パック料金制(3日間でいくら)
・成功報酬制(着手金+成功した場合に成功報酬料金もしくは成功時に後払い)
パック料金制と成功報酬制を除いた場合、探偵の投下時間(もしくは日数)により料金が高くなることは明らかです。
ということは、探偵事務所に伝えることのできる情報をすべて伝えることで、探偵は効率的に動くことができます。結果として、調査日数の時間が短くなるので浮気調査費用は安くなります。
探偵に伝えるべき情報は旦那はもちろんのこと、浮気相手の情報が少しでもあればその情報も必要です。
旦那の情報
・年齢
・顔写真・全身の写真・身長(身体的な特徴)
・会社までの移動経路(もしくは交通手段)
・働いている会社名(場所)
・浮気調査当日の服装
まずは旦那の情報からです。
自分の旦那なのでいくらでも提供できるはずですが、最近の写真がすぐに集められないケースがあります。
旦那が不倫するようになってから休日は何かと口実をつけて出かけることがあるし、家族旅行へ行くことも少なくなったので、最近の写真がないというケースです。
そういった場合は、子供がいれば子供と遊んでいる写真を撮るのが自然体を撮ることができるのでおすすめです。子供がいない場合は、ご飯を食べに行った際や、カフェに行ったときに食べ物や飲み物の写真を撮るついでに旦那の写真を撮ることがおすすめです。
髪型に変化がなければよいですが、髪型をこまめに変える方は最近の髪型の写真が欲しいところなのでこの手法は有効です。
もし、それさえも難しいのであれば、最近ではfacebook、Instagramで写真を上げているかもしれませんからチェックしてみるのもよいですね。
浮気調査当日の服装といっても、浮気決行日はあくまでも推測となりますので、「帰りが遅くなる」「出張の予定がある」「お客様の接待がある」等の情報があれば、その日の服装をしっかりと覚えておかなければなりません。
対応しにくいのが、当日に「今日の帰りは遅くなる」というような連絡があった場合です。このような場合の旦那の服装は意識下にないので覚えていないこともあります。
浮気調査を依頼したら、毎日どんな服装で会社にいっているのかをしっかりと確認する癖をつけましょう。
それ以外は特に情報提供は難しくない点ばかりなので、もれなくお伝えするようにしてください。
浮気の情報
・いつから浮気しているのか
・どこで浮気行為に及んでいるのか(ホテルなのか、相手の家なのか)
・浮気をしていると思われる情報(過去の帰りが遅い時間・特定の曜日等)
ここは意外とわからないケースも散見されます。
もちろんいつから浮気しているのかは、最初は旦那の警戒心も強いのでこちら側が把握できていない可能性が高いです。次第に浮気をすることに慣れてきて警戒心が薄くなってきた頃に「あれっ、なんだかおかしい・・・」と気づくことが多いです。
もし、旦那の様子に少しでも疑いを感じることがあれば、覚えておくことが大切です。浮気の結果がクロの場合に、離婚と慰謝料を考えているのであれば、この浮気している期間が長ければ長いほど、精神的苦痛を与えられた期間が長いことになりますので慰謝料を高く請求することが可能です。
離婚や慰謝料までは考えていなくても、いつから浮気をしているのかはチェックしておいて損はありません。
それ以外は、自然に知りえた情報があれば探偵にお伝えしておいた方がよい点です。無理に自分で証拠を掴もうせず、旦那の携帯をちらりと見ることができたとか自然にわかる範囲にとどめておいてください。
浮気相手の情報(もし分かれば)
・氏名
・年齢
こちらまで情報を掴んでいるケースは稀ですが、もし浮気相手の情報まで知る機会があれば浮気調査は一気に短縮できることも。
氏名くらいは浮気相手がLINEを本名で登録していて、旦那にLINEのやり取りをしているときに見てしまって何気なく覚えていることもあるかもしれませんね。
こちらの項目はあまり知ろうとせず、不確定な情報のままでも結構です。深追いは禁物。ばれては元も子もありません。
浮気調査の専門家(探偵事務所)と旦那の浮気の傾向をしっかりと探る
旦那の浮気傾向すなわち行動パターンをしっかり探ることで何故浮気調査費用を抑えることができるのかと疑問に思われた方もいるかと思います。
答えは簡単です。
旦那が浮気をしやすいように罠を仕掛けることができるからです。
あなたがどんな状況であれば、旦那が浮気をしやすいかを探偵との打ち合わせで考え、あえてその状況を作りだします。
旦那が浮気しやすい状況例
・実家に帰ると伝える(お父さんの具合が悪い等の理由)
・同窓会に行くと伝える
・友達とご飯を食べに行くと伝える
・両親の誕生日に旅行に連れていくと伝える
浮気をしている人すべてに当てはまる罠とは言い切れませんが、何千、何万もの相談事例のある探偵事務所であれば、「旦那がどんな浮気傾向なのか?」「旦那の性格からどんな行動をとるのか?」など目星をつけます。
その過去の経験と照らし合わせて、この方法がベストという罠を考えだすわけです。
これなら自分でもできると思った方もいるのではないでしょうか?
その考え方は実はとても危険です。
というのも、旦那を浮気しやすい状況を作り出すために探偵事務所はいろいろなやり方を教えてくれます。
探偵事務所の罠の準備
・現在の夫婦の会話から想定問答を考える
・旦那に怪しまれないように話の切り出し方を考える
・旦那が安心して行動に移せるように証拠を作っておく
旦那との会話で想定できることを一から全部つぶしていき、その対応策を考えていきます。素人ではなかなか到達できない領域です。
綿密に計画を立てて、「この日ズバリ!」という状況を作りだします。
だからこそ、旦那が警戒心を持たずに浮気を実行するのです。
ここまでお膳立てできれば、その日だけを単独で調査すればよいことだけになり、浮気調査費用はかなり抑えることができます。
ただ、浮気調査を行った結果、旦那の浮気が確定となった場合に裁判まで考えるのであれば、罠も1度だけでよいというわけではありません。
裁判事例では、浮気(ここでいう浮気とは相手との肉体関係のある不貞行為を指します)の証拠は相手との継続的な肉体関係の証拠を求められることがあるからです。
継続的な肉体関係とは、つまり、1度の証拠だけではダメな場合があるということです。もちろん1度より2度、3度と証拠があればより有効となるのは間違いありません。
1度の証拠でもよい場合とは、客観的な第3者から見て、明らかに肉体関係があるとわかる場合です。
例えば日中に会ったらすぐラブホテルに入り、数時間出てこなかった場合です。日中であれば、明らかにセックス目的で入っていることが分かります。
浮気相手と会ってすぐにラブホテルに直行するようなケースは付き合いが長いと予想することも容易ですし、過去に何度も肉体関係があったことを想像することも容易です。
少し納得いかないかもしれませんが、裁判の証拠事例として肉体関係が明らかだと推測される場合でも「言い逃れが成り立つ」のであれば浮気の証拠としては弱くなります。
浮気の証拠として弱い事例
・ラブホテルではなくシティホテル
・日中ではなく、酔っぱらって夜にラブホテルに入る
・相手の家に訪問した回数が1回もしくは2回程度
・キスしている写真
・抱き合っている写真
こういった証拠として弱い証拠の場合は、浮気の証拠も複数回必要になります。複数の場合でも探偵事務所に相談することで最適な方法を模索するので、費用を抑えることは可能です。
浮気調査費用は捻出できる費用をあらかじめ伝えておく
ここからは応用編です。浮気調査の内容によっては不確定なことも多く、料金を安くするための情報提供もできない場合があります。
ただ、どうしても浮気調査を依頼したいのであれば、現在出せる金額をお伝えして(あまりに予算が少なければ依頼を受けてもらえない可能性はあります)、その範囲内で調査をお願いするという手があります。
探偵側ではその限られた予算の中で、どのように組み立てたら証拠を取れるのかを考え行動してくれるので、言ってみれば最小の予算で最大限の効果を発揮できる可能性があります。
浮気調査を自分で行わない
この項目はここまで読んできた方なら「あれっ?」と思うかもしれません。旦那の情報や浮気の情報その他もろもろを自分で集めすぎてはいけないということです。
旦那のことはよくわかっているし、浮気を怪しんでいることでさえ気づいていないはずだと思うかもしれませんが、浮気している旦那は心の中ではやましいことをしているという気持ちもわずかにありますから、警戒心を常に持ち続けているものです。
携帯電話を見ようと思って、携帯電話を手に取ったとします。まったく同じ場所に置けばばれないかもしれませんが、少しでも変化していたらささいな変化に気づいてしまうことも。
依頼した後は、探偵に求められた行動以外は何もしないが正解です。
この対策は浮気調査費用を安くなるのではなく、浮気調査費用が高くなるのを防ぐ手立てと言えます。
仮に旦那にバレた、もしくは勘ぐられたケースがあるとします。
旦那は妻が自分の浮気を怪しんでいると感づくと、すぐに浮気を自粛します。自粛期間は1-2か月といったところですが、調査期間は長引くことは間違いありません。
調査期間が長引くということは、バレなければかからなかったはずの金額がどんどん加算されていくということです。
そうなってしまえば、浮気の証拠を掴むために高額の報酬を支払わなくてはなりません。
依頼した後は探偵を信じて調査報告書を待つことが一番費用がかからない方法といえます。
浮気調査料金をもっと抑えたいなら探偵事務所の相見積もりをしよう
ここまで記載したことをすべて行うことができれば、浮気調査の費用はかなり抑えることができるはずです。
でも、ちょっと待ってください。
もう一つ手があります。
それは探偵事務所から相見積もりを取ることです。
1つの探偵事務所から見積書をもらってもそれが高いのか安いのか判断は難しいです。日用品の購入でもA社は1000円だけど、B社は950円、C社は890円ということもありますよね。探偵事務所も同じです。探偵事務所によって特色がありますので、費用は事務所毎にことなります。
最低でも2社無料相談に行き、見積りをもらいましょう。できれば3社だとベストですね。
3社であれば、料金体系の異なる探偵事務所の見積もりを見ることで業界の平均もわかります。これより多いと見積をもらうのに手間もかかりますので、3社が最大かつベストだと考えます。
安かろう悪かろうの探偵事務所に依頼しないためにも、料金と調査内容、自分と探偵との相性などを検討してから依頼しましょう。
探偵ごとに浮気調査費用が違う理由
探偵事務所によって単価が違う
探偵事務所により報酬スタイルが違うので、料金体系が異なります。
探偵事務所別の主な報酬体系は下記の通り
・固定報酬制:原一探偵社
・時間報酬制:総合探偵社MR、東京探偵社ALG、総合探偵社AMUSE、響・Agent、総合探偵社TS
・パック料金制:青木ちなつ探偵事務所
・成功報酬制: HAL探偵社、はやぶさ探偵社、
※成功報酬制は時間報酬制となっております。調査が失敗したら費用が掛からないというシステムです。
上記に記載したような大手の探偵事務所であれば、調査能力は疑いようがありません。あなたが求めるサービスや料金体系によって、最終的な価格はずいぶん差が出ると考えてください。
このように事務所によって特色が異なりますので、旦那の浮気に「カッとなって」目に入った探偵事務所に依頼するのではなく、最終的にどうしたいかを考えて探偵事務所を選ぶようにしてください。
高いからといって成功率に大きな差はない
大手の探偵事務所は調査員を豊富に抱えています。つまり、何人かのチームで浮気調査に対応するため成功率はあまり差がありません。
ここで注意すべき点は何人で調査に当たるかです。
3人以上のチームで浮気調査をする探偵事務所であれば、よほどのことがない限りまず調査失敗はありません。
ただ、探偵事務所といっても違法な調査はできませんので、失敗する確率はゼロではありませんが、調査体制が3人以上であれば、調査料金の価格の違いによって成功率に差が生まれるわけではないので安心してください。
反対に言えば、個人事務所のように安いからといって、調査員が1人というような場合は、失敗する確率も高いですし、証拠が取れなかったといって調査期間も長引くケースもありますので注意が必要です。
追加料金に注意
この追加料金の有無は浮気調査費用が高額になるかどうかを左右します。
大手の探偵事務所であれば、追加料金等の料金体系までしっかりとしているためそれほど心配はいりませんが、個人の探偵事務所だと追加料金や報酬が明確に定められていないこともあるため要注意です。
追加料金になりがちなサービス一覧
- 特殊撮影機材費(GPS機能搭載や赤外線対応のものなど)
- ガソリン代
- 高速代
- タクシー代
- 電車代
- 施設利用料(ホテル代やアミューズメントパークなどの費用)
- DVD作成費
- 報告書作成費
- 弁護士仲介手数料
- カウンセラー仲介手数料
無料相談で見積書をもらった時に上記が含まれているのか、いないのかをしっかり確認することがポイントです。
心配であれば、公式HPに追加料金なしと明記されている探偵事務所に依頼すれば間違いはありません。
基本的な料金体系(具体例を挙げて)調査員3人×調査日数5日(調査時間6時間)
より分かりやすく探偵別の料金を比較してみます。
原一探偵社:120,000×5日=600,000円
総合探偵社MR:20,000円×6時間×5日=600,000円
HAL探偵社:6,000円×3人×6時間×5日=540,000円
青木ちなつ探偵社:299,996円
はやぶさ探偵社:4,500円×3人×6時間×5日=405,000円
主だった5社で比較してみましたが、価格がずいぶん違うことがお分かりになるかと思います。
調査の難易度や調査日数によっても価格は変動します。
そういった意味でも無料相談でしっかり打ち合わせをして見積をもらうことが大切ですね。