■バレる
これが単純に一番まずいセルフ調査における失敗です。確実にトラブルになりますので、バレたときの事まで想定してセルフ調査は行わなければ、逆に訴えらえれる事もありますし、すべてを失う危険性もあるので要注意です。
これは探偵に依頼し、浮気調査がバレた例ですが、探偵の尾行がバレ、探偵が逃走中に携帯を落としてしまい、警察に通報され、、、それからすぐターゲットとなった奥さんは子供を連れて依頼者である旦那さんの家を出たそうです。
後日、裁判所から離婚調停の書類が届いたそうです。奥さんはシロだった。疑われた結果、信頼関係が壊れ、探偵のミスで浮気調査がバレてしまい、離婚となったという最悪のケースです。
プロの探偵に依頼してもこのようなミスは起こる事があります。素人が浮気調査する事がどれだけ大変か、少しはご理解いただけたのではないかと思います。
■逆に訴えられる
素人が自己判断で浮気調査を行うと、法律に触れる可能性が出てきます。たとえば、旦那さんが宿泊予定のホテルに張り込んで、ホテル内で写真撮影をしたり、音声を録音したり、尾行がばれると、ストーカー規制法に引っかかる可能性が出てきます。
探偵の場合は、警察に浮気調査を行う届け出を出し、許可をもらって動いているので問題はないのですが、素人が勝手にこのような調査をしてしまうと、旦那さんに訴えられたらアウトです。
また、盗聴器を仕掛けようと考える人もいるようですが、盗聴や盗聴器自体は違法性はなく、現在の法律では縛る事は出来ないのですが、盗聴器を改造して、コンセントに仕込んだりするのはアウトです。
また、スマホを勝手に見るのは問題にはなりませんが、違法ソフトを使って、スマホのデータのバックアップをとったり、ラインやメールの履歴を自分のメールアカウントに転送したりすると電波法に触れる可能性も出てきます。
こういった行為は、法律に触れる可能性があるため、個人でのセルフ調査は危険なのです。また、違法に入手した浮気証拠は、仮に有力な証拠であったとしても、証拠とはみなされず意味をなしません。この点は注意が必要です。
奥さんだからとか、長年同棲している恋人だから何をしてもよいとはなりませんから、安易に手を出さないようにしてください。
■痕跡を残してしまう
セルフ調査で一番着手しやすい調査はスマホやパソコンを調査する事ですが、浮気をしている人のおそらくほぼすべての人が、スマホやパソコンにパスコードなりのロックをかけています。
パスコードを解読する方法はあります。残った指紋から読み取る方法や、入力しているときに、スマホをいじってるふりをして動画で指の動きを撮影するやり方もあります。指紋認証であれば、寝ているときに起こさないように認証解除を行います。
ログイン出来たはいいけど、調べるところが多すぎて、何を調べればよいかわからないという人もいるでしょうが、ラインや通話履歴、メール、画像、動画、SNS、出会い系サイト&アプリ、マッチングサイト、ブログなどを見れば、大抵の場合、浮気証拠が山のように出てきます。
証拠は見つかったから写メでもして、すぐにログアウトしておけば問題ないと思っている人も多いと思いますが、スマホもパソコンも、使用すれば履歴が残ります。
ウェブ閲覧履歴をはじめとする履歴は必ず削除する事と、パソコンの場合は、キャッシュまで削除しなければ、画像閲覧履歴まで割り出す事が出来るので危険です。
スマホやパソコンの使用がバレて、怪しまれる事もあるので要注意です。履歴全消去などしてしまうと余計に怪しいので、必要な分だけ消去する形をとりましょう。
■信頼関係が壊れる
疑うのも疑われるのも嫌なものです。このような関係が長期化すると、信頼関係は壊れ、猜疑心だらけの疑いあうだけの夫婦関係が築かれてしまいます。
期限を決めて、それ以上は疑わないという風に決めないと、猜疑心がお互いを変容させた結果、健全な夫婦関係とは程遠いものになってしまいます。離婚の原因となりますので注意してください。
また夫がシロだった場合には、執拗な浮気調査が原因で信頼関係は崩れます。
更にこれらの調査を依頼していた奥さんに対してうんざりするため、奥さんに対しての興味は急激に失います。
結果として奥さんは夫に対する信頼関係を維持できるかもしれませんが、夫が奥さんに対する信頼関係はなくなり、興味もなくなるため女性としても見られなくなる事もあります。
■まとめ
【4大トラブル事例】
・バレる事
・法律に触れる
・痕跡を残す
・信頼関係が壊れる
浮気のセルフ調査は、これらのトラブルが起きやすいです。理想は興信所に丸投げし、必要とあらば調査員に協力しながら有力証拠を入手していく事です。